【美容室の開業準備】スケジュールや必要な準備物について

美容室を開業させるときには、事前に計画をよく立てておくことが必要です。スケジュールを考える場合は、半年位前から既に行動しておいた方が良いと言われているため、逆算して行動するのが大事です。

最近は、美容室の数も増えてきておりいよいよコンビニエンスストアよりも増えてきたと言われています。これは、それなりの需要があるからできるわけですが、コンビニ等を開業する場合やファミレスを開業する場合と異なり開業資金もそこまで多くないことが魅力といえます。実際に開業する場合、どのような計画を組んだら良いのでしょうか。

美容室の開業準備は念入りに!

美容室 開業

自分の夢だった美容室をオープンする場合には、準備にじっくりと時間をかけることが必要になります。それに時間をかける場合には、まずゴールから逆算をしないといけません。ゴールといっても、オープンする日をゴールとした場合には、やはりそれなりの準備が必要になる事は誰でもわかります。お客さんの家に行き髪の毛を切るようなサービスでない限り、お店は必ず必要です。お店が必要であると同時に、リフォームなどをしなければいけません。例えばマンションの1階の部分を利用する場合でも、最初はコンクリートむき出しの状態になっています。コンクリートのむき出しの場合には、そこから手を加えていき、まず壁などを作っていくことが大事です。そうすると、そこだけで2,000,000円から5,000,000円位かかるのが一般的な費用と言えるかもしれません。 その後は室内の設備等を整えていき、室内の設備に関しては水回りがお金がかかります。水回りの設置や備品をなどを入れていくと、結果的にそれだけで2ヶ月ぐらいは考えておかなければいけないといえます。実際はそれほど時間がかかるわけではありませんが、納品の遅れ等を考えるとやはり少し余裕をもって行動することが重要に なります。計画通りにいかないことを考えて早めの行動が重要です。

美容室開業のスケジュールを抑えよう!

美容室 開業

美容室をオープンする場合のスケジュールは、お店を借りてそこからリフォームするときにお金と時間はかかりますが、それ以前の段階で場所を決めなければいけません。実は最初の場所さえ決めてしまえば、概ね方向性が定まることが多いです。細かく決めていくと時間はかかりますので、まずどのあたりにお店を構えるかは重要です。例えば駅の近くに構えるのかそれとも商店街などに構えるのか、あるいは大通りの近くが良いのかそれとも男の隠れ家のような形で住宅街の中にあるのは良いかによって結果は異なると考えて間違いありません。もし住宅街等であれば、お金はあまりかかりませんが、たくさんのお客さんを呼び込むのは難しくなります。踊りや駅前なども魅力的で、知名度は上がるかもしれませんが、あくまで知名度はその人の腕前があった場合です。最初の家に来たお客さんが2回目に足を運ばないとすれば、それだけで損失になると考えた間違いありません。 このように場所を決めるだけでも時間はかかりますが、そこから不動産会社に行き不動産会社と話し合い物件を見せてもらって建物を決定するまでは早ければ1週間位ですが1ヵ月ぐらいかかる可能性もあります。つまり、ある程 度お店の場所を探してからお店の形になるまでは、早くても2ヶ月ぐらいの時間が必要になるわけです。

美容室開業に必要な物を準備しよう!

美容室 開業

場所が決まりお店をオープンする前の段階で、必要なものとは一体何でしょうか。1番必要なのはお金になりますが、もう少し具体的に説明をしていくとフランチャイズの場合には権利金等が必要になる可能性が高いです。権利金を抑えるようなところもありますが、いずれにしても個人でオープンすることに比べるとお金がかかりやすいです。 後は、設備や備品などを整えなければいけませんが、新品のものを購入していくと壁にかける鏡などは1枚50,000円位するものが多いです。まとめ買いをすれば多少安くなりますが、それでも業者から仕入れると200,000円位のお金は見ておかなければいけません。水回りは何箇所か必要になるため、こちらの1,000,000円以上のお金が必要になるところです。ここまでくると、かなりの出費になることが理解できるはずです。独立するときに腕前などがなければ、お金ばかりかかってしまい、最終的に貧乏な生活になってしまうため、やはり10分腕前を身につけ宣伝する力やマーケティング能力を身に付けた後にオープンするのが良いかもしれません。 椅子なども用意しますが、リクライニング式のものならば、500,000円ぐらいの予算を見ておいた方が良いです。ただ もう少し安いものもありますので、後は自分たちで検討してみるのが良いです。

美容室を開業するための物件の種類について

美容室 開業

念願だった美容室をオープンするにあたり、どのような場所があるのかを見ておきましょう。場所に関しては、どのような建物になるかはとても重要です。一般的には、独立した店舗にする事はあまりありません。例えば、コンビニエンスストアのように1つの建物にお店が入っていると言うものではなく、どちらかと言えば集合住宅の中にあるようなイメージを持った方が良いかもしれません。集合住宅の中には、店舗は存在していますが、美容室以外でも様々な種類があります。そのようなところの方が、安く仕上がる可能性はあるでしょう。ただ、場所によっては高級なところもあり、賃料が毎月250,000円から400,000円位になるところもあるため、いきなり高級なところをレンタルするのは少し負担が大きくなります。まずは、安い立地で行いある程度お客さんを得ることができれば、少し場所を移動して高級なところに移ってもようです。ただ場所をあまり移動させてしまうと、それまで抱えていたお客さんが来なくなる可能性があります。たいていは、自宅から1キロ圏内のところに通っていることを考えれば、あまり離れたところにお店が移動してしまうとそれだけで大きな損失になります。結果的 に、一度決めた場所はあまり変えない方が良い上に、変えるとしてもできるだけ近距離の所が理想的といえます。

美容室を開業するための物件選びのポイント

美容室 開業

これからオープンする場合には、物件選びを考えなければいけませんが、1番理想的なのは物件のテナント料が安い上に駅前等の人通りが多いところです。東京23区の駅前などでは、かなりの集客が見込めるわけですが、この時ある程度の大きさが必要になります。いくらお客さんがたくさん通り有名になったとしても、スタッフが1人しかおらず1時間あたり1人のお客さんしか対応することができないとすれば、1日中忙しく働いていたとしても30,000円位にしかなりません。しかも、3枚もあれば充分と感じるかもしれませんが、毎月のテナント代も300,000以上かかることを考えると、休みなしで行ったとしても1日10,000円程度の収入にしかならないわけです。普通に考えれば、休みの日の方がお客さんが来る傾向にあるため、平日はあまり順番待ちで混み合っているような事はありません。そのように考えると、駅前が必ずしも良いとは言えないといえます。 マンションなどに入り込むのも良いかもしれませんが、そこで気をつけておきたいのは2階以上に行く場合です。1節によれば、1階部分に店舗をオープンした場合と2階から3階部分にオープンした場合では、お客さんの集客数が2割位異なると言われて います。当然道路に面している方がお客さんは入りやすいため、そちらの方が便利です。

念願が叶い美容室をオープンする場合でも、場所を決めることがとても重要です。マンションにするにしても、駅前なのかそれとも住宅街なのかによって、自分とテナント料金が異なります。行前にオープンさせる場合には、いちどにたくさんのお客さんが集客できるように広い場所であることが大事になります。 お店を開く場合も、半年位前から準備をしておかなければいけません。